2019.12.3

◯客として行く場合のいいライブ(イベント)とは、僕なりの考えで言うと帰ってすぐギターを練習して、上手くなって、同じステージに立ちたいと思えるようなライブだ。

ギターを始めてすぐの頃、初めてライブハウスに行った日のギターに対するモチベーションは凄かった。今ではそうゆうライブやイベントに出会えるのは、良くも悪くも半年に1回くらいしかない。◯

 

僕のやっているバンドが1つの区切りを迎えた。僕らのようなありふれた地方バンド。

僕は人間でもバンドでも、人間味のあるのが好きだ。だからメンバーが脱退するとか、バンドが解散するとか、そういう時は喧嘩別れが一番理想的、というか、人間味があって好きだ。「良い」ではない、「好き」だ。まあ実際のところ、それなりに人間と人間がある程度大人なら喧嘩なんてそうそう起こらない(と僕は思っている)。

ただ、インディーズバンドのツイートでよく見る「やりたい事が〜」とか「解散してもそれぞれ別の道を行く〜」とかが凄く人間味の無い言い方だなと思っていて、個人的に得意では無かった。

 

僕らは、そりゃあ1年半もそれなりにお金と時間を使って、知らない人と会いまくって、初対面のバンドと馬鹿みたいにお酒飲んで、第三者にあれやこれや言われて、をやってると色々思う事もあるよね〜くらいの気持ちだろうか。

 

ただ12/1のライブのmcでも言ったように、それでもバンドはもうちょっとだけ続けてみるつもりだ。

その日のライブでは、恐らく過去一にいいライブができてしまった。語弊を恐れず言うと、これは皮肉とも言える。

 

悔しいという気持ちを1つも持たず、周南riseというライブハウスを後にできたのは初めてかもしれない。インディーズの憧れのバンドとは一通り同じステージに立ってしまったな。立っただけだったかもしれないけど。

とりあえず、それらの目標は一通り、旧メンバーで達成してしまった。新メンバーでは何をするのだろう、全然想像がつかない。

 

旧メンバーでのライブを見てくれた人達、ありがとうございました。多分お客さんが思ってる5倍くらい、ライブを見にきてくれる事は嬉しい。もう「ノルマが〜」とか「お客さんの入りが〜」とかそんな理由はあまりない。そりゃあ、ちょっとはあるけど。

 

新メンバーで始まる僕のバンドも、暇だったら見に来てください。暇だったらでいいよ、目撃してほしくもないし出会ってほしくもない。チラ見してくれ。