2019.5.2

◯電車の中、本を読んでいる。扉が開いて入ってくる5歳くらいの女の子が、僕の足にひっかかって転ぶ。限界まで引いてたんだけどなあ、と思う間も無く起こった出来事、即座に隣に座っていた高校生が、その子の親に大丈夫ですか、席代わりますよ、と詰める。途端に罪悪感を感じ、じっとしている僕。その後僕が降りる1つ前の駅でその高校生を含む4.5人のグループが無賃電車で降りていく。次の駅、僕が降りる時には無賃電車をしていた人が捕まっていた。

良くも悪くも、世界はなかなか上手いこと回っているらしい。◯

 

さて。昨日は2days四次元とriseの交換イベント2日目。出番はトリを頂きました。

良いライブができたと、久々に3人で同じ意見になりました。ただ、CDを売り出して、トリを貰うことが増えて、気づくことがある。必ずしも、僕達の手応えと、お客さんからの見え方は一致しない。それは当然と言えば当然、ですが、CDが物販に並んで、トリを頂いて、より現実味を増して目に見える形として僕達と向き合ってこようとする。

そしてそれが、僕達の「今の」限界点であり、伸び代でもある。と、考えざるを得ない。

 

ただ、交換イベント、演者の方は最終的に仲良くなれたし、全体の雰囲気としてライブも素敵なものが作れたんじゃないかなと思います。

また対バンしたいバンドが増えました。

 

バンドに勝ち負けはないけどライブに勝ち負けはあると思うんです、僕は。ただそこまで強く意識する方ではないと思っていますが少なからずそういう要素はあると思ってて、だからこそまたやりたいと思います。同い年、更に誕生日も同じ、ギターボーカルも同じ、そこまで同じだからこそもう一度やりたいと思うバンドができました。

 

最近は「もう一回」対バンしたいバンドが多すぎてどうしようもない。それを実現するとまた対バンしたいバンドができる。の、繰り返しになりつつある、というかなってます。

だから辞められないんでしょうか、まあ、それは別の話か。

でもその繰り返しが美しくて、楽しいのかもしれない。その繰り返しが、どこか別の形でお客さんに繋がる事を願いたい。ただそれは演者からのお客さんへの一方的な押し付けな感じもしてしまうのです。むずかしい。

うーん、なんとかもう一つ、世界がうまく回ればいいんだけどなぁ。