2019.6.3

◯前回の記事を書いた次の日の朝、はてなブログをアンインストールした。起きてすぐTwitterを開き、他人のブログを読んでいると、もしかして自分の想像している5倍くらい、このブログは痛いのではないかという恐怖に打ち勝てなかったからだ。だがそこで今までの記事ではなくアプリを消すという失態を犯してしまった先月21日の僕、笑ってしまう。そうして僕は、また復活するのである。◯

 

僕が今の大学に入学した時から、髪が肩の先くらいまであって結んでいる男の先輩がいた。学年は当時僕の1個上であったが、今は同学年である。もっと分かりやすく言うと留年した。

しかしそんな先輩が、昨年、急に断髪したのだ。

その時は、「お〜切ったんすね〜」くらいだったが、今日改めて何故切ったのか聞いてみた。

以下、その会話である。

「そういや先輩、今は短い方で見慣れましたけどなんで髪伸ばしてたんすか?」

「ああ、あれだよ、俺は吸血鬼になりたかったんだよ。」

「は?」

「?」

「うーん、じゃあなんで切ったんすか?」

「吸血鬼は童貞しかなれないらしいんだよ。」

 

 

 

おかしい。何かが、おかしい。

僕はこういう人が大好きで、こういう人は一定数いる事を知っている。

BBQで焼肉のタレ飲むぜー!とか焼けてない肉食うぜー!みたいな、 無理してるだけの やばい奴じゃなくて、本能的にやばい奴のことである。

 

生憎この先輩のヤバエピソードは他にもたくさんあるのだがヤバすぎる為ここには書けないやつも多い。

 

しかし、見てる分には普通に生活しているただの大学生である。多分だが、夜な夜な怪しいビルに入るような事はないし、怪しい人と怪しい会話をしているような事も、多分ない。多分。

 

僕が思うに、こうゆう人こそが、この世界の主人公なのだ。こうゆう人を見るたび、自分が主人公から遠のいてしまうようで悲しい。モブキャラが0で主人公を100としたら、自分は80くらいの位置だと思っている。が、主人公を見ると、どうしても悔しくなってしまうのだ。

 

ああ、そんな鬱憤を晴らすべく、今週末はライブをしてくる。その日は、90くらいには、なれるだろう。6/9、岩国ロックカントリー、初めての場所。ロックの日くらい、主人公になりたいぜ。